星野村(星野茶)『原口製茶』紹介
星野茶 原口製茶 代表 原口 俊時(三代目)
福岡県八女郡星野村

 星野村は、その名のとおり星に手が届くと思えるほど、空気も水も綺麗なところです。
昼間は汗ばむほど暑くても、山に日が落ちるとぐんと冷え込む、そんな寒暖の差がお茶の生産に適した気候です。

 特に「玉露」に関しましては、全国有数の生産地となっております。山肌を白く包み込む特有の霧が、甘みの乗った玉露を作り上げます。口に含んだ時のなんともいえない玉露独特の甘みは、茶通の人も納得の品です。

 当園で栽培したお茶は全て、自工場で製茶作業を行っております。特に火入れ(乾燥作業)には神経を使います。火入れが強いとお茶の香気がなくなりますし、弱いと生っぽい感じに仕上りになります。その絶妙な加減が美味しさの決め手です。

 そこで我が家では二段階の火入れにしております。まず棚乾燥(熱風をあてて予備乾燥をする)をした後、ドラム式の乾燥機に入れます。手間は掛かりますが、そうする事でよりいっそうまろやかな香気が出てきます。
その甲斐あってか農林大臣賞をはじめ数々の賞を受賞する事が出来ました。

 当園おすすめの一品は、伝統本玉露を使用した「復刻茶」。価格は通常の玉露に比べると割高ですが、精魂込めて揉みあげたお茶を壷に詰め、夏の間、山合いの蔵に貯蔵し、じっくりと熟成させる為、味はかなりまろやかになります。

創業63年、熟練の技で作ったお茶を是非一度お試しください。。。


       
代表の原口です。
  『今年のお茶は出来がいいですよ』
        
星野村の山あいに自茶園があります
 『ん〜気持ちいい♪』  

      
自慢の製茶工場です。
  『メンテナンスも大変なんです』

        
ここで丹精こめて製茶します。
 
      
一つ一つ丁寧に袋に詰めていきます。
    『完成までもうすぐです。。。』


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